ふと「そういやぁ、この有料ブログ、私が料金払うのやめたらすぐに消えるんだよな」と思ったのがきっかけ。
いままで自分のかいた文章が消えるってことをそんなに深く考えてこなかったのに、ある日突然「うわぁー……、消えるのかぁー」っていう気持ちになった。
なので、無料ブログ(というココ)をはじめた。
無料ブログだから、一応私が明日突然この世界から消えてしまったとしても、このブログは残るわけで。
遠い将来に規約がかわってブログが消えるときがくるとしても、まあそれは私がこの世界からいなくなるよりも後のことで。
つまり、私という生身の人格が消えてしまった後も、こうして脳みそを切り取るみたいに言いたいことをぐだぐだと書き連ねてるこの文章は、私から切り離された瞬間からネットの海に漂いだして、私が死んでもとりあえずは漂いつづけるんだよなぁーという絶妙な感慨深さを感じてる。
ようは私は、何も残していないことが怖いのかもしれないし。
このまま消えてしまうかもしれないっていう事実に恐れているのかもしれない。なのでこうして思うことを思うままにブログに放流していって、なんかこう「まあ、私がいなくなってもブログは残るし、もしかすると10年後の誰かが読むかもしれないじゃん? それでよくない??」って気持ちになりたいのかもしれない。
こう考えると、このネットがない時代にこういう気持ちになった人はどうやって自分を慰めようとしたんだろうね。(有名な作家さんなら自分の作品が後世に残ればいいかもしれんけど、そんな人ばかりではないわけだし)
私、もしかしてめっちゃいい時代にうまれたのか??うそやん。